応募数400名超。自治体DXを加速させる「Copilot・AI推進プログラム」を実施
AXプロデュース事業を展開するアンドドット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:茨木 雄太、以下:アンドドット)は、愛知県名古屋市(市長:広沢 一郎、以下:名古屋市)の職員を対象に「Copilot・AI推進プログラム」を全2回(初級編・中級編)にわたり実施いたしました。
本プログラムは、Microsoft 365 Copilot Chat(以下:Copilot Chat)の全庁展開に伴う業務効率化を目的としており、募集段階から定員を大幅に上回る400名超の応募が寄せられるなど、市職員の生成AI活用に対する極めて高い関心が示されました。
プログラム終了後のアンケートでは、初級編・中級編ともに回答者の100%が生成AIの特性やプロンプトの書き方を「理解できた」と回答。
自治体実務に即した実践的なプログラムを通じ、職員が自らAIを使いこなし業務改善を推進できる「自律的な活用」を支援しました。
AXプロデュース事業とは:AIを活用した業務改革を企画から実施まで伴走支援
AXプロデュース事業とは、AIを活用した業務改革(AX = AI Transformation)を、企業が理想的な形で実現できるよう総合的にプロデュースする事業です。
単なる知識の提供やツールの導入支援に留まらず、各企業の現状分析からAI活用戦略の策定、実務への実装支援、その後の効果測定まで一貫して伴走します。全社向けのAI基礎研修をはじめ、開発部門向けのAI実装研修、営業部門向けの生成AI活用研修など、組織の特性や職種に合わせた多彩なプログラムを提供し、AIを前提とした組織への変革を支援します。
実施の背景と現場のニーズ:400名超の応募が示す期待感
名古屋市では現在、Copilot Chatの全庁展開に伴う業務効率化が急務となっています。プログラム実施前の事前調査(初級219名・中級204名、計423名)では、日常業務における具体的な活用意欲が浮き彫りになりました。
業務における具体的な活用希望
文章の要約・ポイント抽出: 議事録、国からの膨大な通知文、条例案の要点整理。
文章作成・校正・翻訳: 市民・事業者向けメールの文面作成、挨拶文の下書き、行政用語の言い換え、多言語対応。
データ分析・Excel活用: 大量データからの情報抽出、複雑なExcel関数の作成、VBAプログラムによるルーチンワークの自動化。
企画・アイデア出し: 事務事業の改善案、広報のキャッチコピー、イベント企画の立案。
こうしたニーズに応え、全職員がAIシステムを実務のパートナーとして使いこなすため、本プログラムの導入を決定しました。
プログラムの構成と内容(実践カリキュラム)
全2回のプログラムでは、AIを「業務のパートナー」として定着させるための実践的な内容を展開しました。
第1回【初級編】:「生成AIを業務の選択肢に」
AIを安全に使い始めるためのリテラシーと、基本的な対話スキルを身につけることを目的としました。
AIリテラシーとリスク管理: 生成AIの得意・不得意を理解し、名古屋市のガイドラインに沿った機密情報の取り扱いを徹底。
プロンプトデザインの基礎: 望む出力を得るための指示の出し方を、クイズ形式や実践を通じて体験。
AIクリエイティビティの体験: 施策のアイデア出しや文章構成の変更など、AIを「思考の伴走者」として活用するワークショップを実施。
第2回【中級編】:「多様な業務効率化方法を知り、活用シーンを増やす」
より複雑な業務への適用と、アウトプットの精度を自ら改善できるスキルの習得を目的としました。
最新動向と精度の改善: 動画生成AI等の最新情報の共有に加え、回答の質を劇的に向上させる手法を実践。
業務場面に応じた活用ハンズオン:
アイデア創出ワークショップ: 自身の担当業務を振り返り、AIで解決できる課題を具体化。プロンプトを自ら作成し、実務への適用可能性を検証。
定量データで見る効果:初級・中級ともに理解度100%を達成
本プログラムの終了後に実施したアンケート調査では、受講した全参加者が実務への適用に自信を持つ結果が得られました。
理解度100%を達成: 初級編(参加者113名)および中級編(参加者94名)において、アンケート回答者の100%が、生成AIの特性やプロンプトの書き方を「十分に理解できた」または「ある程度理解できた」と回答しました。
具体的な業務活用への成果: 行政通知文の要約、公開文書に基づくFAQの自動作成、Excel VBAを活用した集計作業の自動化など、事前のニーズに合致した高度な活用方法を実践しました。
受講者の声:意識と行動に変革
アンケートの自由記述欄には、職員の意識変革を示す熱意あるコメントが寄せられました。
「漠然としていたプロンプトが明確になり、的確な回答が得られる仕組みが理解できた。課内で共有し、活用を推進したい」
「従来人に頼っていた作業をAIが代行してくれるため、限られた勤務時間内に効率よく業務を進められると実感した」
「ExcelのVBA作成など、自分では難しかった作業が短時間で可能になり、大きな収穫だった。次は上級編も受けてみたい」
今後の展望
アンドドットは、本プログラムを通じて得られた「行政実務における生成AI活用の知見」を基盤とし、全国の自治体における自律的なAI活用と業務変革を支援してまいります。
今後も、各自治体が抱える固有の課題に寄り添い、AIが当たり前のインフラとして業務に溶け込むことで、行政のプロフェッショナルである職員の皆様が、より市民一人ひとりのニーズに応える「付加価値の高い行政サービス」に注力できる未来を目指し、社会実装を推進してまいります。
講師プロフィール
アンドドット株式会社 AIスペシャリスト - 小森 一輝

外資IT企業にて、Cloud Solution Architectとして自治体や大手エンタープライズを対象にAzureの導入や生成AI利活用支援に従事。2024年よりアンドドット株式会社にてAIスペシャリスト就任。2025年2月、合同会社 Bit Blend を設立、代表に就任。
アンドドット株式会社 AIコンサルタント - 黒瀬孝博

組み込み、Web、ネットワーク機器、モバイル関連など幅広い分野でのソフトウェア開発に従事。
製品トレーニングや技術講習の講師経験に加え、技術営業としての提案活動にも携わる。
近年は、中小企業におけるDX活用を通じ、業務効率化・生産性向上の支援を多数実施。
開発・教育・営業の経験を活かし、技術とビジネスをつなぐ役割を担っている。
【アンドドット株式会社について】
会社名 : アンドドット株式会社(代表取締役:茨木 雄太)
本社 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル(GUILD) 2F-O1
事業内容: 生成AIを活用したソリューション事業、および、それらに付帯する事業
URL : https://and-dot.co.jp/
【名古屋市について】
市長 :広沢 一郎
所在地 :〒460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
